Jリーグ 2016シーズンの結果 -J3リーグ-

December 16, 2016

いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます!

 

 

さて、今シーズンのJリーグの結果の締めくくりは、 J3リーグの報告です。

まず、J3とはどのようなリーグでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J3とは?

日本のプロサッカーリーグ、 Jリーグのスタートは、今から23年前の1993年。

10クラブで開始したリーグは、

1998年までは1部のみで「Jリーグ」として 開催されていました。

それが翌年、1999年から2部制に移行。 新たにJ2が始まりました。

 

そして、2年前の2014年に、3部リーグのJ3リーグが創設されました。

J3は、J1、J2と異なり、育成面でもその役割を果たしているリーグでもあります。

 事実、前季までは、各クラブで出場経験がなかなか与えられない若手プレーヤーで結成された、

Jリーグ・アンダー22選抜 (J-22)が、参戦していました。

 

残念ながら今季からは、そのJ-22の参戦はなくなりましたが、

代わりに、J1・J2の各クラブの 原則23歳以下のプレーヤーで結成した

「U-23チーム」(セカンドチーム)が 参戦しました。

↪その内訳は・・・FC東京・ガンバ大阪・セレッソ大阪の3チームです。

 

 

 

 

 

 

 

 

その3チームと、 前シーズンから引き続き参戦する10クラブに、

J2から降格した大分トリニータ・栃木SCと、

日本フットボールリーグ (JFL) から入会した鹿児島ユナイテッドFCを加えた

合計16チームで行われました。

 

では、その最終節終了時点の順位をおさらいしてみましょう。

 

【明治安田生命2016 J3リーグ】

3月13日 開幕- 11月20日閉幕(全20節・合計240試合)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーグの序盤で好調だったのが、琉球。

第2節で首位に立ち、4節、5節と首位を堅持。

沖縄から初のJ2クラブ誕生の予感さえ感じさせました。

 

その後、秋田が第7節より11節まで首位を走ります。

第12節からは、JFLから昇格してきて1年目の鹿児島が首位に躍り出ます。

 

一方、昨シーズンJ2で戦っていた大分、栃木の2チームは・・・

まずは、栃木がリーグ前半(1 - 15節)の終盤辺りから、その力を見せつけ始めました。

序盤こそ2桁順位に沈んでいましたが、第15節で首位に立つと、

第10節から始まった連勝を第20節まで伸ばし、好調をキープ。

(◎“10連勝”は、リーグ記録を大きく塗り替えました)

この調子であれば、栃木の優勝(J2への自動昇格)は時間の問題かとも思われました。

 

しかし、第20節から4勝4分け1敗で一時の勢いに陰りが見え始めますと、

ライバル大分が、新指揮官の片野坂知宏監督の下、

地元出身・ユース出身の若手が台頭し始め、一つずつ確実に順位を上げてきます。

首位の栃木に対して、大分がじわりと迫る展開。

しかし、栃木のリードは変わらず、第15節からの首位の座は、第28節まで続きます。

 

2位、大分と勝ち点3差で迎えた第29節。

勝てば優勝が決まる栃木は、ホームで長野と対戦しますが、

後半アディショナルタイムで失点し、0-1で6試合ぶりの敗戦。

一方、大分はホームでYS横浜と対戦し、3-0で完勝し4連勝。

 

この結果、勝ち点で並び、“得失点差”で上回る大分が、

最終節直前で栃木から首位を奪い、

優勝・自動昇格の行方は、昨シーズン同様、

「最終節まで決まらない」

という展開となりました。

 

迎えた第30節(最終節)、

アウェーの地、いわぎんスタジアムに乗り込んで盛岡と対戦した栃木でしたが、

前半20分に盛岡に先制されます。

同様に、アウェーのとりぎんバードスタジアムで鳥取と対戦した大分は、

前半29分に先制してハーフタイムに入ります。

 

大分1点リード・栃木1点ビハインドの状況で、試合は折り返します。

 

後半に入りますと、まず、とりぎんバードスタジアムでは、

大分がキックオフからの連続攻撃で、2点目を挙げます。

 

一方、いわぎんスタでは、48分と60分に栃木が連続ゴールを挙げ、逆転に成功。

 

タイムアップまで残り30分の時点では・・・

2-1で、栃木

2-0で、大分

“共にリード”した展開。

 

しかしその後、両スタジアムともゲームは動きます。

大分は55分に鳥取に1点差に迫られるゴールを挙げられるも、

57分と63分に立て続けにゴールを挙げて鳥取を突き放します。

栃木は、68分に盛岡に同点ゴールを決められ、

そこから再度リードを奪えず2-2でタイムアップ。

大分は73分にゴールを決められますが、終始試合をコントロール。

結果、4-2で勝利。

 

大分が逃げ切り、1年でのJ2復帰を果たしました。

逆に、リーグ中盤から首位を走り続けた栃木でしたが、

最後に大分に逆転を許し、入れ替え戦に回ることになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご承知の通り、毎年J1とJ2間での入れ替えがあるのと同じように、

J3においても、J2とJ3間の入れ替えがあります。

 

【J2とJ3の入れ替え】

 ▶J1からJ2へは、18チーム中、年間順位で下位3チームが自動降格します。

 

 ▷J2からJ1へは、22チーム中、年間順位で上位2チームが自動昇格します。

 ▷J2からJ1へは、22チーム中、年間順位で3位から6位までのチームが

    プレーオフにて昇格を決します。

 

続いて、このたびのJ3の関連です。

 

 ▶J2からJ3へは、22チーム中、年間順位で最下位(22位)チームが自動降格します。

 ▶J2からJ3へは、22チーム中、年間順位で21位のチームが入れ替え戦にてJ2残留、

    J3降格を決します。

 ▷J3からJ2へは、13チーム中、年間順位で最上位(1位)チームが自動昇格します。

 ▷J3からJ2へは、13チーム中、年間順位で2位のチームが入れ替え戦にてJ2昇格、

    J3残留を決します。

    ◎入れ替え戦には、16チームの中で、J1・J2の23歳以下で構成されています3つのチーム

     (*FC東京U-23、G大阪U-23、C大阪U-23)は、出場しないため、13チームが対象となります。

 

■入れ替えの詳細、入れ替え戦について

   (1)自動昇格、降格…J3の1位・2位クラブがJ2ライセンスを保有する場合

  ●J2リーグ22位のチームとJ3リーグ1位のチームが「自動入れ替え」となる

  ●J2リーグ21位のチームとJ3リーグ2位のチームで「入れ替え戦」を行う

 (2)J2ライセンスを保有するクラブがJ3リーグ1位のみだった場合

  ●J2リーグ22位のチームとJ3リーグ1位のチームが自動入れ替えとなる

  ※J2リーグ21位の降格はなくなり、入れ替え戦は行わない

  (3)J2ライセンスを保有するクラブがJ3リーグ2位のみだった場合

  ●J2リーグ22位のチームとJ3リーグ2位のチームで入れ替え戦を行う。

  ※J2リーグ21位の降格はなくなり、自動昇降格はなし

  (4)J2ライセンスを保有するクラブがJ3リーグ2位以内に入らなかった場合

  ●J2とJ3間の入れ替えを行わない。

  ※J2クラブの降格はなくなり、また、J3リーグ3位以下の繰り上げはない

 

■U-23チームの取り扱いについて

 ・U-23チームは、J3リーグの順位がつき、表彰の対象とはなりますが、J2昇格対象外となる

 ・J2とJ3の入れ替えに関しては、U-23チームがJ3リーグで優勝した場合は、

  2位のチームを「1位チーム」として取り扱い、2位に入った場合は、

    3位のチームを「2位のチーム」として取り扱う

 

■大会方式

 ・90分間の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分けとする

 ・入れ替え戦の勝者は、2試合の勝利数が多いチームとする

 ・勝利数が同じ場合は、以下の順によって決定する

   ①2試合の得失点差

 ②2試合におけるアウェーゴール数

 ③第2戦終了時に30分間(15分ハーフ)の延長戦

 ※延長戦ではアウェーゴールルールは適用されない

 ④PK戦

 

今シーズンのJ2・J3入れ替え戦のカードは、

J2年間順位21位のツエーゲン金沢とJ3年間順位2位の栃木SCとなりました。

 

〈入れ替え戦は、ホーム&アウェー方式の2試合で開催されます〉

 

 

★J2・J3入れ替え戦

第1戦

お互いJ2への残留、昇格への意地がかかる試合。

2試合ある内の特にこの初戦は、どうしても落とせない重要なポイントとなります。

 

試合は、正に両チーム一進一退の攻防。

互いにチャンスを作れない時間が続く中、 試合のタイムアップも間近に迫った89分、

金沢は(右サイド)コーナーキックを獲得すると、

DF太田康介選手⑤が競り合って流れたところに、

ファーサイドに位置していたMF小柳達司選手④が飛び込み、

相手GKの目前で、右足でプッシュ。

シュートはニアサイドを射抜き、先制ゴールとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この直後に、試合はタイムアップ。

終了間際の得点で、金沢が1-0で勝利を収めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年11月27日(日)12:30

スタジアム:栃木県グリーンスタジアム

入場者数:5,369人

主審:廣瀬 格

 

栃木SC 0-1 ツエーゲン金沢

     0前半0

           0後半1

得点:[金沢]小柳 達司 89分

 

 

第2戦

栃木のホームで行われた第1戦は、終了間際のセットプレーから先制点を挙げた金沢が勝利。

アウェーゴールのアドバンテージを得た金沢が、J2残留に大きく前進しました。

その試合から金沢はスタメンを1人変更。

対する後がなくなった栃木は、2人を入れ替え、第2戦に臨みました。

金沢ホームのゲームは、金沢の本拠地・石川県西部緑地公園陸上競技場が改修工事中のため、

慣れ親しんだホームスタジアムは使えず、隣県、富山県総合運動公園陸上競技場にて開催。

(※富山県総合運動公園陸上競技場はJ3カターレ富山のホームスタジアムです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かたちはホームですが、完全にホームとはいえない状況の下、“運命”の第2戦。

その状況下で、金沢は立ち上がりから主導権を握ります。

前半32分、中美慶哉選手㊳がペナルティーエリア内で相手DFに倒され、

ペナルティーキックを獲得します。

これを中美選手自らが、右足でゴール左隅に流し込み、先制点を挙げます。

 

ちなみに、この先制点を挙げた中美選手がプロ生活をスタートさせたのは、

この試合の相手、栃木SCでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで金沢が、2試合合計2-0とし、心理的に優位な立場になります。

 

後がなくなった栃木は、後半の立ち上がりから攻め込み、

早々の2分に絶妙なタイミングで右サイドを抜け出したFW廣瀬浩二選手⑧が中央にクロスを送り、

MF西谷和希選手⑭が飛び込みますが、わずかに合わず、同点ゴールとはなりませんでした。

さらに後半11分にFWジャーン・モーゼル選手⑪、

同13分にMF佐々木勇人選手㊶と、フレッシュなプレーヤーを次々にピッチに送り出し、

ゴールに迫ります。

ただ、ゴールネットを揺らすことはなかなかできませんでした。

そうしているうちに、金沢が試合を決定づける一撃を決めます。

後半24分、DF馬渡和彰選手㉓が、ペナルティーエリア右に位置していたFW山崎雅人選手㉚に

グラウンダーのパスを通し、その山崎選手が相手DFを背負いながらも中央にラストパス。

これをゴール前でフリーの中美選手が右足で合わせ、栃木を2-0と突き放します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに同26分、GK原田欽庸選手㉛のパントキックから裏に抜け出そうとした中美選手が、

相手に倒され、倒した栃木の選手は一発退場に。

これにより終盤は、金沢が数的優位に立ち、試合を優勢に進めることになります。

 

栃木は、最後の切り札、FWリカルド・ロボ選手㉜を投入し、打開を図りますが、

金沢は残りの時間を凌ぎ、そのまま2-0でタイムアップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

J2・J3入れ替え戦を2連勝、2試合合計3-0で完勝した金沢がJ2残留を決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、金沢で5年間指揮を執り、チームをJ2まで引き上げた森下仁之監督(*今季限りで退任)

の花道を飾りました。

 

2016年12月4日(日)12:30KO

スタジアム:富山県総合運動公園陸上競技場

※金沢のホームスタジアムの石川県西部緑地公園陸上競技場が芝生の改修工事中のため、富山県総合運動公園陸上競技場で開催されました。

入場者数:7,130人

主審:山本 雄大 

 

ツエーゲン金沢 2-0 栃木SC

        1前半0

                  1後半0

得点:[金沢]中美 慶哉 34分,69分

 

 

 

3回に亘り、2016シーズンのJ1、J2、J3をそれぞれ振り返ってみました。

シーズン末に開催されました、チャンピオンシップ、昇格プレーオフ、入れ替え戦などの、

運命を決める“短期決戦”は、どれも白熱した見応えのあるゲーム展開となりました。

 

これで国内のリーグ戦は終了し、J1クラブの一部のチームは天皇杯を除き、

しばらくは、シーズンオフの期間となります。

Jリーグ関連の記事につきましては、

次回は2017シーズンのリーグ編成を確認してみたいと思います。

 

 

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