

“背骨”の役割としくみ
いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます! さて、ここ2回に亘り、 この「お役立ち情報」のページに、 『腰』に関しての内容を掲載しました。 スポーツをする人、 さらには広く、 年齢や性別に関係なく、 “人間” にとって 腰は重要な役割を果たしています。 そして、 アスリートの卵たちである「育成年代の子どもたち」にとって、 腰を意識することは、 非常に大切なポイントになります。 その理由は、 前回、前々回の内容をご確認いただきますと ご理解をいただけるかと思います。 次は、 前回解説しました腰椎分離症が引き起すともいわれる 腰椎すべり症 に進んでいくことを予定していましたが、 ここで 腰を含めた『背骨』全体を もう少し深掘りしたいと思います。 【背骨の役割】 腰は、次のような3つの重要な役割を担っています。 ➀身体の支持…「脊椎」が上半身の重さを支え、その重さは「骨盤」を介して両足に伝わります。 背骨がぐらついてくると、『身体を支える』ことができなくなります。 ②運動の中心…人間は、体を前後左右に曲げることができます。 前・後、左・右


こしの痛み -腰椎分離症-
いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます! 前回、「腰(こし)の痛み」について書きましたが、 実際に腰の不調として、出てくるのが臀部(お尻)と腰の間周辺に感じる違和感です。 それは、『腰椎分離症』を負っている可能性があります。 腰椎分離症は、激しいスポーツをした時に、 強く腰をひねったり、反らせたりすることで起こりやすいといわれています。 特にまだ骨の弱い“少年期(成長期)”に起こりやすい症状ですが、 日常的に激しい運動をするアスリートは、 “年齢に関わらず”この症状を抱えている比率が高いようです。 腰椎分離症を簡単に説明しますと・・・ 激しい運動の強い負荷が積み重なり、腰の骨が疲労骨折した状態です。 主に第5腰椎に起こりやすいのですが、第4腰椎に起こる場合もあります。 ところで、腰椎(ようつい)、つまり人間の腰の骨は、どのようになっているのでしょうか? 腰の骨は下図のように、上から1番から5番までの、“5つの骨”が連なって形成されています。 腰椎分離症には、2種類あります。 ●「先天性分離症」 ⇒生まれつき ●「後天性分離症」 ⇒