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2017Jリーグの結果

いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます!

早いもので、2018年度のJリーグがスタートしました。

その前に2017年シーズンはどのような結果だったのでしょうか?

ではまず、その頂点にあるJ1リーグから順にJ3リーグまで、

佳境に入ったリーグ最終盤の辺りから振り返り、

各リーグの最終結果を確認してみたいと思います。

【明治安田生命2017 J1リーグ】

1シーズン制:2月25日 - 12月2日

◎年間 全34節/合計306試合

最終節の前の節、2017 J1リーグ第33節は11月26日、

この時点の首位の鹿島アントラーズは、柏レイソルと対戦。

勝てば優勝が決まる一戦でしたが、ホームでスコアレスドロー。

しかし、引き分けでも勝ち点1を積み上げた結果、鹿島は勝ち点を「71」とし、

1試合消化の少ない2位川崎フロンターレとの勝ち点差を「5」に広げました。

一方、川崎Fは、延期となっていた浦和レッズとの第33節を埼玉スタジアムで行いました。

前半14分、MF家長昭博 選手のクロスをFW小林悠 選手が右足で押し込み川崎が先制。

その後はスコアは動かず、1-0で川崎が意地をみせました。

これにより、鹿島と川崎との勝ち点差は「2」となり、

2017シーズンの優勝の行方は最終節に持ち越されました。

優勝がかかった最終節の12月2日。

最終節では、鹿島はアウェイでジュビロ磐田と

川崎はホームで大宮アルディージャと対戦となりました。

※最終節試合前の状況は以下の通りでした。

 ■J1順位表(第33節終了時点)

 1.鹿島(71)+22

 2.川崎F(69)+34

 ☆優勝争い

 [鹿島](vs磐田)

 ・○の場合、川崎Fの結果に関係なく優勝決定

 ・△●の場合、川崎△●で優勝決定

 [川崎](vs大宮)

 ・○の場合、鹿島△●で優勝決定

勝てばJ1連覇が決まる鹿島アントラーズは、ジュビロ磐田とスコアレスドロー。

一方、川崎フロンターレは、開始1分に阿部浩之 選手の得点で先制。

さらに、小林悠 選手がハットトリックを達成し、リードを広げます。

そして、後半アディショナルタイムには途中出場の長谷川竜也 選手がダメ押しとなる5点目を奪い、

大宮アルディージャに快勝。

この結果、鹿島が勝ち点「1」、川崎が勝ち点「3」を積み上げ、

両チームが勝ち点「72」で並んだのですが、

得失点差で上回る川崎のJ1初優勝が決まりました。

リーグ戦で好調を常に維持し、川崎は最終節まで14戦負けなしで鹿島を追走。

そして迎えた最終節で、見事に逆転優勝をつかみました。

これまでリーグ戦、天皇杯、ルヴァン杯の国内三大タイトルで8度の準優勝(2位)で、

優勝に一歩手が届かなかった川崎がついに悲願を達成しました。

得点王は23ゴールを挙げた、川崎フロンターレの小林悠 選手。

小林選手はMVP(最優秀選手賞)も受賞しました。

【明治安田生命2017 J2リーグ】

1シーズン制:2月26日- 11月18日

◎年間全42節/合計462試合

最終節まで残り4節となった2017 J2リーグ第39節が

10月28日から29日にかけて各地で行われました。

首位を走る湘南ベルマーレは2位アビスパ福岡が引き分けたため、試合前日にJ1昇格が決定。

引き分け以上で"優勝"も決まるという状況でファジアーノ岡山と対戦し、1-1のドロー。

2位以下に勝ち点差「10」をつけ、残り3節を残して『J2優勝』を決めました。

2位以下は、福岡が引き分けた一方、

3位のV・ファーレン長崎はロアッソ熊本とアウェイで対戦し、2-0で勝利。

福岡を抜いて長崎が自動降格圏の2位に浮上。

4位の名古屋グランパスは、ザスパクサツ群馬と対戦。

強い雨の影響で中断するハプニングもありましたが、

ラスト5分で2ゴールを決めるしぶとさを見せて4-2で勝利。

打ち合いを制して勝ち点「3」を積み上げ、得失点差で福岡を抜き3位に浮上。

年間順位2位以内の自動昇格争い(*湘南は決定)は、

名古屋グランパス、アビスパ福岡に加え、V・ファーレン長崎が争う構図となりました。

その中、最後に抜け出したのは長崎でした。

節ごとに順位が入れ替わるなか、前述の通り第39節にロアッソ熊本に勝利し2位に躍り出ると、

続く第40節の水戸ホーリーホック戦にも快勝。

そして勝てば昇格が決まる第41節、

プレッシャーに屈することなく、カマタマーレ讃岐に3-1で勝利し、

Jリーグ加盟から僅か5年にして、悲願のJ1昇格を果たしました。

次に、6位までに与えれる「昇格プレーオフ出場権争い」に注目が集まります。

名古屋と福岡の出場はすでに決まっていましたが、

残り2枠は、この最終節前の時点でも未定。

可能性を残していたのは

徳島ヴォルティス、東京ヴェルディ、松本山雅FC、ジェフユナイテッド千葉の4チーム。

結果(最終節)は、徳島との直接対決を制した東京Vと、

怒涛の7連勝で一気に追い上げた千葉の2チームが

昇格プレーオフ進出を果たしました。

その昇格プレーオフは、ノックアウトシステム。

試合会場や決着方法は、年間順位が上位のチームに有利にはたらく

"トーナメント方式"で実施されます。

準決勝は、11月26日(日)にそれぞれの会場で開催されました。

結果は、名古屋と福岡がそれぞれ勝ち上がり、

決勝戦は、年間3位と4位同士の決戦となりました。

決勝戦は、12月3日(日)に年間順位が上位の名古屋のホーム、豊田スタジアムで開催。

42試合を戦ったJ2で最多の85得点を決めた名古屋と、

最少の35失点で終えた福岡の激突となりました。

1週間前の準決勝では、

名古屋は千葉に4-2と打ち合いを制し、

福岡は東京Vに1-0で勝利。

ともに持ち味を発揮した戦いでJ1昇格の残り1枠をかけた舞台に進んできました。

そしてスタメンも両チームとも準決勝と変わりのない11人。

試合は一進一退の緊迫した展開となりました。

緊張感の漂う試合はスコアレスドロー(0-0)。

レギュレーションでは引き分けの場合、シーズン上位クラブが勝ち上がるため、

名古屋が1年でのJ1復帰を決めました。

得点王は25ゴールを挙げた、横浜FCのイバ 選手が受賞しました。

【明治安田生命2017 J3リーグ】

1シーズン制:3月11日- 12月3日

◎年間全34節/合計272試合

2017明治安田生命J3リーグ、最終節前の第33節が行われた10月26日。

優勝争いは混沌としていました。

最終節の前節(第33節)を振り返ってみましょう。

首位に踊り出たブラウブリッツ秋田は、アウェイで藤枝MYFCと対戦。

しかし、後半に3失点を許し痛恨の0-3の完封負けを喫しました。

3試合連続で勝ち星を奪えていない2位の栃木SCは、

ホームでAC長野パルセイロと対戦。

最後まで得点を奪うことができずスコアレスドロー。

これで連続未勝利が4試合でしたが、勝ち点で並んでいた秋田が負けたため、

栃木は首位に返り咲きました。

3位につけるアスルクラロ沼津は、ギラヴァンツ北九州と対戦し、

0-0でのドロー決着。

秋田と勝ち点で並び、得失点差で上回り2位に浮上。

上位陣が揃って白星を得られず、

優勝争いは、最終節まで全く分からない状況となりました。

そして最終節の第34節、

首位の栃木SCと2位のアスルクラロ沼津との頂上決戦となった一戦は、

7分に沼津が先制。

その後は、両者勝利を目指し白熱した展開が続きましたが、

77分、ペナルティエリア右からこぼれ球を拾った栃木のネイツ・ペチュニク選手が左足を一蹴。

これが同点弾となり、試合は1-1で終了。

3位のブラウブリッツ秋田は、最下位のガイナーレ鳥取と対戦。

膠着状態の続いた試合は、61分に秋田が先制。

さらに、その後も追加点を挙げることに成功。

最終的に、3-0で試合を終えた秋田は、総勝ち点61でシーズンを終えました。

この結果、J3リーグ優勝は勝ち点61の秋田。

直接対決で引き分けた栃木は、勝ち点60で2位。

ただ、優勝した秋田は現在J2ライセンス未取得のため、

来季のJ2リーグ昇格は(J2ライセンスを保有する)栃木となりました。

得点王は24ゴールを挙げた、鹿児島ユナイテッドFCの藤本憲明 選手が受賞しました。

そして、2017シーズンの最優秀ゴール賞は、

浦和レッズMF 関根 貴大 選手(現所属 FCインゴルシュタット04/ドイツ)

の7月1日(土)に行われた第17節 浦和 vs. 広島のゴールでした。

7月1日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第17節のサンフレッチェ広島戦。3-3で迎えた90+2分、関根選手はドリブルで広島DF陣を次々とかわし、

決勝ゴールを突き刺しました。

この日、先発出場の関根選手にとって、後半アディショナルタイムは、

かなり足が辛い状況であったと推測されます。

その中で、自力でボールを持ち出し約50mもの距離を独走し、ゴールに結びつけました。

2018シーズンは、

J1に湘南、長崎、名古屋が昇格し、

変わってJ2に、甲府、新潟、大宮が降格。

J3からJ2へは栃木が昇格し、

変わってJ3に、群馬が降格。

昇格、降格と厳しい現実があるJリーグですが、

この切磋琢磨こそが、クラブを強くしていきます。

新シーズン、各クラブの新たなチャレンジを期待しています!

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